最近、Mac(OSはmacOS High Sierra)の変換が時々おかしいことに気がつきました。
よく調べてみると、アルファベット1文字の変換候補に変なものが紛れ込んでいるようです。
私の場合は、
「r」の変換候補が「パテ」!
「m」の変換候補が「鶏モモ」!!などの、
まず採用しないであろう、おかしい変換候補が出てしまっていました。
アルファベット1文字だけで変換することはまれですが、文章を打っている最中に時々この変換が目に入りビックリしてしまうということがあり、嫌なので直すことにしました。
アルファベット1文字変換のおかしい候補の直し方
直し方を考えるにあたって、まずいろいろなアルファベットを変換してみると、過去の自分の変換履歴から候補を出しているようでした。(まったく役に立たない出し方ではありますが…)
そこで、結果的には変換履歴の学習を削除してみることで、実際に直すことに成功しましたのでやり方を書いておきます。
まず、Macのメニューバーから入力メニューを開きます。
入力メニューの一番下の「“日本語”環境設定を開く」を選択します。
表示されたウインドウを一番下までスクロールして、変換学習のリセットボタンを押します。
すると確認ウインドウが表示されるので、「リセット」を選択してリセットします。
これで変換学習履歴がリセットされ、無事おかしな候補は出なくなりました。
変換学習をリセットしても大丈夫?
この方法を試す時に、「変換学習をリセットするといまいちな変換ばかりになって、入力がめんどくさくなるのでは」とも思ったのですが、リセット後も問題なく変換できています。
Appleのサポートページには、
学習による変換の精度が下がってきたときは、「リセット」をクリックして変換履歴を消去し、学習を最初からやり直すことができます。
とも書かれていて、これまで一度もリセットしていなかった私は今回リセットをしてちょうどよかったかもしれません。
仕事などで普段から特殊な語彙を使っていて変換学習をリセットしたくない方は、ユーザー辞書に自分のよく使う語彙を登録してからリセットするとよいかと思います。